無数のゲーム種類・変則ルールが存在する大人の戦争ごっこサバゲ。もちろんその楽しさは無類であり、楽しみ方は無限である。

メディック戦



被弾したプレーヤーはそこでゲーム終了とならず、衛生兵の助けを待ってもう一度復活できるゲーム。

アイテム回収方式

まずそれぞれのチームで衛生兵役のプレーヤーを一人、もしくは数人決める。
衛生兵以外の各プレーヤーは白い包帯や布などをひとつ携帯し、ゲーム開始後被弾してヒットコールをした後、その包帯や布などを体に巻いて衛生兵の助けを待つ負傷者になる。
このとき、負傷者はその場から動いてはいけないが、叫んだりトランシーバーで味方の衛生兵を呼び寄せることは出来る。
ちなみに衛生兵の救助待ち状態の負傷者は間違って撃たれても無効。
衛生兵が助けに来た場合、負傷者の体に巻いてある包帯を取って負傷者はゲームに復活となる。
このとき衛生兵は負傷者の包帯を回収する。
二度目、つまり包帯を衛生兵に回収された後の被弾でそのプレーヤーはゲーム終了。
基本的に衛生兵は一度の被弾で即退場だが、チームに衛生兵が複数いる場合は被弾した衛生兵自身が負傷者になって別の衛生兵の救助を待つ。
衛生兵は最初包帯を所持していないので、味方の負傷者から包帯を回収することではじめて負傷者になれる(3枚回収すれば3回負傷者になれる)。
この目印回収型のメディック戦は、誰でも味方を救助できる(全員が衛生兵)というルールにしても面白いかもしれない。

アイテム配布方式

これとは逆に衛生兵が最初から包帯を数枚持ち、包帯が無くなるまで負傷者に巻きつけて復活させるルールにしてもいい。
この場合は、包帯を巻かれた(一度復活した目印)後の被弾でそのプレーヤーはゲーム終了となり、チームの包帯の数はゲームが進むにつれてどんどん減っていく。
この目印配布型のメディック戦も回収型同様、味方同士で包帯を受け渡しすることで誰でも衛生兵になれるというルールにしてもいい。
ただこちらは回収型と違い、救助待ち状態の負傷者に目印が無いので、「メディーーック」と叫んでいなければ負傷者なのに撃たれるかもしれない。

タッチで復活方式

包帯を用意するのが面倒だったり、衛生兵が救助に来てくれる限り何度でも復活できるルールにするのであれば、衛生兵が負傷者にタッチすると復活できるということにしてもいい。
タッチで復活方式は何も用意する必要がなく、ゲーム当日に思いつきで始められ、お手軽である。

その他のルール

「負傷者はその場から動いてはいけない」と書いたが、味方の肩につかまることで安全な場所まで移動できる(発砲はできない)というルールを追加してもいい。

勝敗のつけ方

このゲーム自体は勝ち負けの定義がないので、何か他のゲーム要素を入れる必要がある。
最もシンプルにメディック戦をするのなら殲滅形式がいい。衛生兵が二人以上いる場合はフラッグ形式などがおすすめ。
勝利条件 メディック戦に盛り込む
他のゲーム要素により変化
おすすめ
ゲーム時間
メディック戦に盛り込む
他のゲーム要素により変化
よく似たゲーム 統一戦